エアバリエOp.89-1(パチーニの主題による)練習記05 仕上げに取り掛かる

6月初旬からこの曲を練習し始めて2ヶ月。ようやく仕上げにかかります。

前回のブログはこちらです。

エアバリエOp.89-1(パチーニの主題による)練習記04 音程の確実性を

練習時間に関してはどんどん増えていっている状況なのですが、基礎練習ばっかりでなかなか曲にまで手が回らない感じで、長々と練習していました。

録音。

ムービーを撮影しましたので、貼っておきます。

前回の録音から比べるとかなり改善されたと思っています。(少なくとも自分としては)

練習で意識したこと

僕の場合は音程が適当になりがちなので、ポジション移動や移弦のタイミングで左手のフォームを崩さないようにする練習をしました。

あと右手の構え方も根本的に修正をかけていて、音色の方もおそらく変わっていると思います。

曲練習のノウハウ

この曲は、ニ短調とイ長調、そしてへ長調と3つの調が出てきます。基本的にはニ短調で始まって平行調のへ長調で終わる感じですが、前奏の最後にイ長調が出てきます。

練習前にやっていること

そういう構造なので、曲の練習前に必ずこの3つの調のスケールの練習をしてから曲の練習に取り掛かるようにしました。

練習中に心掛けていること

漫然と通しで練習しないことです。

弾けない小節が出てきたら、その小節のみを繰り返し練習しました。以前はその小節の1つか2つ前の弾ける小節からやっていたのですが、流れは覚えられても、弾けない部分で止まることには変わりないので、時間が足りなくなります。

で、弾くことができる状態にしてから前後の音符とつなげると効率がよさそうでした。

次の曲もエアバリエ

この曲に関しては、今の段階でできることは概ね取り組んでしまったので、次の曲に進むことになりました。

今年はダンクラの「エアバリエOp.89特集の年」と位置付けていますので、次の曲も当然エアバリエです。これまで、ロッシーニとメルカダンテが済んでいて、今回のパチーニももうすぐ終わりということで、今のところ3番の「ベッリーニの主題による」が有力です。

ちょっと楽譜を眺めたら重音とかハーモニクスとか多そうですが。

早かれ遅かれやるのでこのまま突撃するか…。