ソフト音源『ハイペリオン・ストリングス・ソロ・バイオリン』をレビュー!

こんにちはサウンドデザイナーの河合彩花です。先日の2024年のブラックフライデーはみなさまいかがお過ごしでしょうか?ちゃんとDTMプラグインは買いましたか?

私もご多分に漏れずソフト音源をいくつか購入したので順次紹介しております。

前回『Session Guitarist Electric Sunburst Deluxe』を紹介しましたね!ソフト音源とは何かも含めて説明をしているのでDTM初心者さんはそちらも参照してみてください!

今回はストリングス音源『Hyperion Strings Solo Violins』をご紹介したいと思います。

手っ取り早く雰囲気を掴みたい方はぜひ私がしゃべっている動画をご覧ください!

目次

DAW標準の音色でバイオリン独奏は難しい

ポピュラーで独奏バイオリンを使う機会はそれほど多くありません。しかし私の場合、バイオリン協奏曲を作ったりするので、バイオリン独奏のソフト音源が必要でした。

独奏バイオリンの音は合奏の時とはかなり異質な音で、ストレートな音になります。

そのためストリングスアンサンブルのソフト音源を使えないわけです。そこで今回購入したのが『Hyperion Strings Solo Violins』です。

ちなみに、ストリングスアンサンブルのソフト音源をお探しの方は『Hyperion Strings Elements』の記事をご覧くださいね!

音色の特性は要調整

前に紹介したストリングスアンサンブル音源『Hyperion Strings Elements』は極めて優秀でした。一方の『Hyperion Strings Solo Violins』は少しパラメータを調整する必要がありそうです。

音自体は生のバイオリンの音の特徴を捉えています。しかし生のバイオリンを嗜む私からすると「弓が弦を擦る音まで拾っていて第一印象は良い。でもなんか微妙に違う。」という感想です。

発音の頭、アタックの音は違和感が少ない感じです。その後のエンベロープの部分が少し違う感じです。

逆に言えばその部分の音響をパラメータで調整すれば良いとも言えるので、今まさにどうしたら良いか研究中です。

Hyperion Stringsのラインナップ

『Hyperion Strings』はラインナップが5つあります。そのうち独奏楽器の音は、Solo ViolinとOktobassの2つです。

Oktobassはものすごく特殊な楽器なので誰得な製品ですので、実質Solo Violinだけが独奏楽器のソフト音源になります。

ストリングスアンサンブル音源を探している人は『Hyperion Strings Elements』か『Hyperion Strings Micro』が良いです。

まとめ

  • 独奏バイオリンの曲を作るなら『Hyperion Strings Solo Violins』
  • 音色はいいがちょっと調整が必要
  • 普通のストリングス音源なら『Hyperion Strings Elements』か『Hyperion Strings Micro』

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