大人になってから楽器を習い始める人が増えています。
「楽器は子供が習いに行くもの」そんなイメージがなくなり「大人の趣味」に変貌を遂げています。
実は私も大人になってからバイオリンを習い始めて15年目。スポーツと違って年齢は関係ないところが魅力ですね!
「習いに行きたいとは思うんだけど、どんな教室があるのかわからない」
そういう方も多いので、教室の形態について説明していきます!そして最近現れてきた新しいタイプの教室についても紹介します!
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目次
教室は、個人、大手系、独立系がある
音楽教室というと
「地元にあるお家でお子さん向けに教室をやってるピアノの先生のイメージがある!」
そういう人も多いと思います。この形態の教室が個人教室です。子ども向けのイメージがありますが「たまたま子どもに教えることが多いだけで、特に大人でも問題ないよ!」という先生も多いです。
ターミナル駅近くに多くあるのは大手系の教室です。大手系と言っても現在は事実上ヤマハしかありませんね。
独立系は大手系と似ていますが、大手系のように多岐にわたって統一的なカリキュラムはありません。
おすすめの教室は?
個人、大手系、独立系にはそれぞれ長所もあれば短所もあります。そのため人によって向いているタイプもあればそうでないタイプもあります。
融通が効くことが多いのは個人教室
教室の規模が小さいということは、生徒個々人の状況に合わせたサービスを提供しやすいです。
特に大手系教室だと振替レッスンの対応可否などは、どの生徒に対してもある程度画一的にならざるを得ません。個人教室であればその部分をカバーできる可能性があります。
安心感を買うなら大手系教室
大手系教室、ヤマハ系列が特に大きいですね。ヤマハ系列はヤマハがカリキュラムの管理や講師認定を行い、教室の場所とスタッフを各地の楽器店が用意する形を取っています。
システムが全国どこでも同じですので、転勤が多い人が同じ系列の教室へ転校する場合、転校先の教室に引き継ぎをしてもらえます。
なにより楽器メーカーの名前という安心感があります。
国内最大手のヤマハミュージックスクールさん(新規タブで開きます)➡️https://school.jp.yamaha.com/music_lesson
穴場を探すなら独立系教室
独立系の教室はターミナル駅近くの繁華街を少し外れた場所などにあることが多いです。
運営は各教室が全て行うため、大手系のように全国一律のカリキュラムではありません。
ということは、生徒の希望を反映した形で楽器を習える可能性が高いです。
また、個人教室と異なり、会社組織として運営することが多く、大手系ほどではないにせよ安心感もあります。
独立系といえばEYS音楽教室さん(バナーリンクは広告です。)
シアーミュージックさんも昔からありますね。(バナーリンクは広告です。)
以上のように、音楽教室には個人、大手、独立系があります。
新しいタイプの教室も
個人教室と独立系教室を組み合わせたような形態の教室も出現しています。
例えば『椿音楽教室』さん。(バナーリンクは広告です。)
椿音楽教室が講師の選定を行った上で講師と生徒さんをつなぐ役割を担っています。講師は必ずしも椿音楽教室専属ではなく、各地で教室を運営されている方もいます。
運営会社では特定の教室を持たず、レッスン会場は街中にある一般の音楽スタジオや講師自宅などになり「場所代」が月謝に加算されることがあります。またZOOMを使ったオンラインレッスンにも対応しています。
マンツーマンのワンレッスン60分で月2回受けても12,000円くらいですが、大手系教室でマンツーマンだとワンレッスン30分で月3回で13,000円くらいはかかるので場所代がお安い会場だとかなりお得にレッスンを受けられそうですね!
まとめ
音楽教室には個人、大手系、独立系、それに新しいタイプの教室があります。
種類が多いのは様々な需要がこの市場にあるということです。あなたにあった教室は必ずあるはず!まずは体験レッスンを受けてみて考えてみるのも良いですね!
この記事を書いた人
河合彩花(伴奏制作 エスプレッシーヴォ代表・サウンドデザイナー)
クラシック音楽とロックに造詣が深い打ち込み音源制作屋。音楽教室の元・受付担当でもある。
趣味で大手音楽教室でバイオリンを長年習っている。
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