2022年4月から練習している曲が変わりまして、先日まで「エア・バリエ Op89-2(ロッシーニの主題による)」をやっていましたが、今度は同じシリーズの「エア・バリエOp89-6(メルカダンテの主題による)」になりました。
それで、ブログ記事にもしていこうと思っていたのですが、先延ばしにした結果、結局一通り譜読みが終わった段階で1回目の記事作成になりました。
どんな曲?
ダンクラの「エア・バリエOp.89」は当時有名だったオペラ作曲家のオペラ作品から主題を借りてきて作曲された6曲セットの楽曲です。
中でも、No.2「ロッシーニの主題による」やNo.1「パチーニの主題による」が有名です。日本で一般的なバイオリン教本にも収録されていますね。
レベル的には小学生がよく弾いているかなというぐらいの曲ですね。
譜読みの状況
主題と第一変奏
4月2日に主題(Theme)から譜読みをスタートしました。2日後には第一変奏の最後まで到達しました。ここまでは比較的順調です。
譜読みの方法としては、今回はまずピアノでメトロノームを入れながらメロディーを弾いて、その後にバイオリンを触るという流れでやりました。このやり方は第一変奏までは非常に有効でした。
第二変奏
第二変奏は第一変奏までのやり方は通用しませんでした。というのも私のピアノ演奏能力を超えたからです。そもそもピアノを習ったことが一切ないので16分音符が連続し始めるともう追いつけないわけです。
そこで採用したのは、ピアノは使いつつも実際のテンポの半分の速度で音を取って、実際のテンポでは自分の声で歌う方式です。その状態に持って行ってから初めてバイオリンを弾きます。
これをやると、バイオリンから出ている音の音程がめちゃくちゃでも、とりあえず頭の中で何の音をどのタイミングで出したらいいのかはわかるので、どうにか追いつけるように。
ただ第二変奏については後半の難易度がやや高く、一旦後回しにして第三変奏に進みました。
第三変奏
第三変奏は実は第二変奏よりも難易度が低く感じました。リズムが比較的わかりやすいことが要因なのかなと。譜読み方法としては第二変奏と同じです。
譜面上は後半に大量の重音が待ち構えていて顔面蒼白になりそうでしたが、実は重音のうち片方の音は開放弦だったのと、リズム的にも極端に凝ったものではなかったのが幸いしました。
唯一、最後から2つ目の音と3つ目の音が三重音で音程が外れやすいのと、その部分の直前のリズムが難しいと感じました。
譜読み期間
最後まで譜読みができたのが昨日5月10日でしたので、大体5週間ほど時間を要したことになります。
今後の取り組み
秋にクラスコンサートがあるようなので、それにこの曲を使うかもしれません。製本しちゃったのでそれもありかもしれません。