ダンクラ「エア・ヴァリエOp89-6(メルカダンテの主題による)」練習記02 初録音

先日ようやく楽譜を最後まで読み終わったので、今回は初めて録音をしてみました。

ムービーを撮ると緊張しますね。ただでさえ弾けないのに余計に弾けなくなります。

変奏別の状況

Theme

テーマの部分は比較的簡単です。現時点では8分音符を16分音符のように弾いてしまう確率が高いので絶賛修正中です。

Var I

第一変奏に関してはまあ今の時点ではあまり大きな問題はなさそうです。将来的には3連符と8分音符の音の長さをきっちりと合わせる必要が出てきそうです。おそらくメトロノームを入れるとずれると思われます。

Var II

第二変奏は難題です。この曲の各変奏の中で一番難しいのではないかなと。

楽譜通りに弾くと移弦が多く、D線、A線、E線の間を激しく動くので困っています。3rdポジションを混ぜて、E線を避けてD線で弾くことも可能は可能なんですが、楽譜上は1stポジションを指定しているように見えるので、解釈が必要そうです。

VarⅢ

第三変奏は、見た目は難しそうですが、思ったよりも難易度は低かったです。(簡単とは言っていないw)

前半はDメジャースケールの練習みたいな感じで、リズムとしては第一変奏や第二変奏のようにひねっているわけではなかったようです。

後半の重音も難しそうだなと思っていましたが、開放弦を使っているので見た目のインパクトは強かったですが、案外あっさりといけました。

ただ最後の三重音は例外で、1stポジションですが、DAEの各線の音を全て左手で押さえる必要があり、直前まで3rdポジションを使っていることもあって音程に難があります。

ムービー

前置きが長くなりましたが、ムービーもありますのでどうぞ〜

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ダンクラ「エア・ヴァリエOp89-6(メルカダンテの主題による)」練習記01 譜読み完了

2022年4月から練習している曲が変わりまして、先日まで「エア・ヴァリエ Op89-2(ロッシーニの主題による)」をやっていましたが、今度は同じシリーズの「エア・ヴァリエOp89-6(メルカダンテの主題による)」になりました。

それで、ブログ記事にもしていこうと思っていたのですが、先延ばしにした結果、結局一通り譜読みが終わった段階で1回目の記事作成になりました。

どんな曲?

ダンクラの「エア・ヴァリエOp.89」は当時有名だったオペラ作曲家のオペラ作品から主題を借りてきて作曲された6曲セットの楽曲です。

中でも、No.2「ロッシーニの主題による」やNo.1「パチーニの主題による」が有名です。日本で一般的なバイオリン教本にも収録されていますね。

レベル的には小学生がよく弾いているかなというぐらいの曲ですね。

譜読みの状況

主題と第一変奏

4月2日に主題(Theme)から譜読みをスタートしました。2日後には第一変奏の最後まで到達しました。ここまでは比較的順調です。

譜読みの方法としては、今回はまずピアノでメトロノームを入れながらメロディーを弾いて、その後にバイオリンを触るという流れでやりました。このやり方は第一変奏までは非常に有効でした。

第二変奏

第二変奏は第一変奏までのやり方は通用しませんでした。というのも私のピアノ演奏能力を超えたからです。そもそもピアノを習ったことが一切ないので16分音符が連続し始めるともう追いつけないわけです。

そこで採用したのは、ピアノは使いつつも実際のテンポの半分の速度で音を取って、実際のテンポでは自分の声で歌う方式です。その状態に持って行ってから初めてバイオリンを弾きます。

これをやると、バイオリンから出ている音の音程がめちゃくちゃでも、とりあえず頭の中で何の音をどのタイミングで出したらいいのかはわかるので、どうにか追いつけるように。

ただ第二変奏については後半の難易度がやや高く、一旦後回しにして第三変奏に進みました。

第三変奏

第三変奏は実は第二変奏よりも難易度が低く感じました。リズムが比較的わかりやすいことが要因なのかなと。譜読み方法としては第二変奏と同じです。

譜面上は後半に大量の重音が待ち構えていて顔面蒼白になりそうでしたが、実は重音のうち片方の音は開放弦だったのと、リズム的にも極端に凝ったものではなかったのが幸いしました。

唯一、最後から2つ目の音と3つ目の音が三重音で音程が外れやすいのと、その部分の直前のリズムが難しいと感じました。

譜読み期間

最後まで譜読みができたのが昨日5月10日でしたので、大体5週間ほど時間を要したことになります。

今後の取り組み

秋にクラスコンサートがあるようなので、それにこの曲を使うかもしれません。製本しちゃったのでそれもありかもしれません。

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バイオリンの肩当てをピラストロのコルフカーレストからクンのヴォーチェに変えてみた。

最近、肩当てを変更してみました。

直近の5年間はずっとピラストロのコルフカーレストを使ってきましたが、どうやら高値で取引されていると聞いて、売るという選択肢が出てきたのと、今持っている肩当てがコルフカーレストだけになっているので、予備用として肩当てを確保しておきたいと考えたからです。

たまたま、通っている教室で肩当てをたくさん並べていたので、先生に「ちょっと肩当て変えようかと思っているんですよね」と伝えたら、いくつか紹介してもらえて、その中からクンのヴォーチェが出てきたという次第です。

クンのヴォーチェの写真

早速ですが、写真を撮影しておきましたので、載せておきます。

クンの「オリジナル」と「ヴォーチェ」の違い

クンの肩当てといえば、「ブラヴォー」は木製で「ヴォーチェ」はカーボン製ですが、それ以外は全てプラスチック素材です。プラスチックだからと言って必ずしも品質が劣るわけではありませんが、その分お値段は抑えることができます。大体5~6000円ぐらいでしょうか。

一方、ヴォーチェは素材がカーボンということでお値段が高くなっており、定価で1.7万円ほどします。

クンの他の製品、特にオリジナルとどう違うのかを考えてみたいと思います。

  1. 軽い(オリジナルは重い)
  2. 脚の調整の融通が無段階で可能(オリジナルは左右3段階ずつの固定式)
  3. 値段が高い(オリジナルは安いしどこでも売っている)
  4. 収納時に脚を倒すことができる(オリジナルは不可能)

※ 4番目に関しては、オリジナルの上位互換機種で「コラプシブル」という製品であれば可能です。

ちなみに、なぜかクンの日本語版のウェブサイトにはヴォーチェは掲載されていません。同じサイト内のカタログPDFには掲載されていますが。

ピラストロの「コルフカーレスト」との違い

私が今までお世話になってきたピラストロのコルフカーレストとの違いについてです。

  1. 素材が違う(コルフカーレストは木製)
  2. 脚の調整の自由度は低い(コルフカーレストは自由自在)
  3. 収納時に脚を倒すことができる(コルフカーレストは不可能)
  4. 本体もクッションも分厚い

おそらく、最も違う点は4です。コルフカーレストはとにかく薄いです。薄いですが、体に触れる箇所に関してはきちんとスポンジがあるので、特に問題はありませんが。ヴォーチェはかなり分厚いので、肩当てを低めにしたい人には不向きです。

共通点はこちらです。

  1. 値段が高い
  2. 音がいい(ただし方向性は違う)

1の値段に関してはコルフカーレストはいつの間にかどんどんインフレしていってしまって、もはや買おうとすら思わないレベルに達していますが、ヴォーチェに関して値段は高いもののコルフカーレストほどではありませんね。

2に関して方向性が違うと書きましたが、どのように違うのかと言いますと、コルフカーレストは比較的楽器の音をそのまま出すことを意識しているように思います。一方でヴォーチェに関してはザラついた音を抑えて、気持ちのいい音を出すように設計されているように思われます。

ただ、例えば5メートル離れた客席の人がそれを感知できるかと言われれば、まあ無理だと思います。とはいえ、演奏する側としては耳元で出る音が若干マイルドになるので、弾きやすく感じるかもしれません。

ヴォーチェをしばし使ってみた感想

本体とスポンジが分厚いのが影響しているのか、楽器の安定感は半端ないです。動かない。コルフカーレストは良くも悪くも体の動きを邪魔しないので、弾きやすいといえば弾きやすいのですが、例えば、ポジション移動や、フォルテを出す時に楽器を下げてしまう癖のある私のような人はヴォーチェの方がいいかもしれません。

楽器の安定性という観点からは、ハイポジションになった時も安定しているので、その点も良いです。

音色に関しては、比較対象がピラストロのコルフカーレストになりますが、先ほど書きましたように、柔らかめの音ですね。音量はあまり変化を感じませんでした。

ちなみに、どっちが前か問題について

このヴォーチェ、どちらが前かと言いますと、脚の楽器と接する部分を見ていただいて、脚の幅の長い方が前(ネック側)、短い方が後ろ(エンドピン側)です。

バイオリンに装着した状態の写真はこちらです。

言い換えると、裏板に対してスポンジが太い側が右側、細い方が左側ですね。ご参考いただければ幸いです。

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ダンクラ「エア・ヴァリエOp89-2(ロッシーニの主題による)」練習記04 + 東京に来た話。

前回の更新から10日ほど経ちました。自分で言うのも何ですが、音程が良くなってきた気がします。たぶん、日常の基礎練習をやるときにピアノの鍵盤を叩きながらスケールの練習をするようになったからかもしれません。

話が脇にそれますが、ピアノはハ長調のスケールしか弾けないので、黒鍵が混じる調性だとなかなかうまく叩けないんですよね。

とりあえず、動画を貼っておきます。

…後から見ると、未だに拍が取れていない箇所が見受けられますね。

来週の火曜日にまたレッスンがあるので、とりあえずそこまで頑張ろう…。

法事で東京に来たついでに用事を一気に済ませた件。

で、コロナウイルスの蔓延にも関わらず、大阪から東京に来ました。

かなり近い親戚が先日亡くなり、法事で東京に行く必要が生じたためです。

なんと今回は、グリーン車です。セレブw

東海道新幹線ののぞみ号の指定席に乗るには追加料金が片道2,200円とかだったのですが、こだま号だと時間は4時間近くかかる代わりにグリーン車にアップグレードする料金が1,100円だったので、こだま号で行くことにしました。

ただ、新大阪ー東京を通しで運行するこだま号は、1時間に1本しかないんですよね。のぞみ号はいくらでもあるのに。乗り遅れは致命傷ですね。

グリーン車は快適ですね。座席もテーブルも広いし。でとりあえず学校の課題をやっていたら、気づいたら新横浜でした。静かだし、作業にはいい環境でした。

弓のラッピング変更

昼過ぎに東京駅に着いて、山手線に乗り換え、23区内の弦楽器屋さんに。事前に依頼させていただいた弓のラッピング変更の作業のため、弓をお預けしました。

で、変更後がこちらです。

ピンク色の絹糸と銀糸を使ったラッピングにしていただきました。

元々、この弓を買ったときに「ラッピングは好きなのに変えよう」と思っていたのですが、なかなか二つ返事で引き受けてくれる楽器店がなかったんですよね。普通はよっぽど消耗しないとラッピングは交換しませんしね。

バイオリンの定期点検で新宿駅から京王線。

今回はホテルを六本木に取っていたので、弓を預けた後、チェックインして、荷物を置いていきました。14時からチェックインできるってすごいよね。

で、ちょっと休憩してから京王線に乗るため新宿へ。いつ来ても新宿駅の構造は理解不能です。駅の案内に従って行ったら遠回りした気がします。

まあ、大阪駅なんかは駅名すらバラバラだから知らない人が来たらもっと大変そうですが。JRは大阪駅と北新地駅、阪神と阪急は大阪梅田駅、地下鉄は梅田駅と東梅田駅と西梅田駅ですからね。

脱線しましたが、京王線で多摩市まで行って、私の使っている楽器を製作した方に年1回の定期点検をしてもらいました。

今回も特に問題なしでした。

↓ちなみにこの楽器ね。

で、再び23区に戻り、ラッピングの変更作業を終えた弓を回収して、ホテルに戻ってきました。歩数を調べたら14,000歩を超えていました…。

いやしかし今日はよく歩いた。

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ダンクラ「エア・ヴァリエOp89-2(ロッシーニの主題による)」練習記03

前回の更新から3週間ほど経過しました。実を言いますと先週ぐらいに1回録画したのですが、記事化しようしようと思っているうちに日数だけが経ってしまい、期を逸してしまいました。すみません。

とりあえず録画したものを埋め込んでおきます。

前と比べると曲っぽくなってきました。そろそろ伴奏を付けてもいいかもです。でもピアノはほとんど弾けないので伴奏音源を作るところから始めないといけません…そのためにはスキャナーを出してきてデスクトップパソコンを起動しないといけません。正直面倒なんですよね。

そう思っている間に日数だけが伸びてゆくスパイラルに陥りそうです。

レッスンでは、リコシェと弓の配分が重点事項です。来月ぐらいにはこの曲を卒業したいとは思っていますがどうなることやら。

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【音楽レッスン】レッスンノートを書く意義とレッスンノートの書き方

みなさんはレッスン後にレッスンノートを書いていますか?

「え?趣味だし、音大に行ったりするわけでもないのに?」

と感じる方もいらっしゃると思いますが、たとえ趣味の世界であっても、レッスンノートを書くと進度が格段に進んで音楽が楽しくなるはず!私がやっているノートの付け方を参考に、だまされたと思って一度お試しください。

また、「レッスンノートをつけたいけど書き方がわからない」「どこまでの情報を書いたらいいのかな…?」という疑問をお持ちの方も、ぜひご参考いただければ嬉しいです。

レッスンノートを書く意義について

みなさんは学生時代、授業を受ける時に、教科書とノートを用意して教科書の内容を説明する板書をノートに書き写したり、黒板に書かれなかった補足情報などをノートに書き込んでいたと思います。

でも、なぜか楽器のレッスンに関しては、特に大人の音楽レッスンになるとノートを書いている人の方が少数派です。どちらも同じように、授業を受け先生から説明を受けているにも関わらずです。しかも、少なくとも小中学校の授業料はタダですが、音楽レッスンの場合は当然義務教育でもなんでもなく、かなりの授業料を払っていることを思うと、ノートを書くことによって学習効率が格段に上がるので、費用対効果の面で考えてもレッスンノートを書くことをおすすめします。

レッスンノートを書くメリット

では、レッスンノートを書くメリットを列挙していきます。

  • 注意事項を思い出しやすくなる
  • 宿題を忘れにくくなる
  • 先生とのすれ違いが減る
  • 学習効率が格段に上がる
  • いつ頃どのような曲をどれくらいの期間練習していたのかを確認できる
  • 練習時間の把握ができる
  • モチベーションの維持向上

おおむね上記のようなメリットがあります。

特に、3番目の「先生とのすれ違いが減る」というのは重要です。というのは私の知る限り、自分の生徒の進度ややっているレッスンの内容を記録していない先生はいません。当たり前ですが、記録していないと先生方も多くの生徒を抱えているので、レッスンができません。

とはいえ、レッスンとレッスンの合間はほとんど時間がないことは往々にしてありますので、先生の記録帳はレッスン中に生徒の演奏を聴きながら走り書きせざるを得ません。ですので、先生方の情報は必ずしも常に完璧ではないのです。(ご自身のお仕事でも会議中にメモは取ってもがっつり文章を書いたりはしませんよね)

そういった事情があるので、生徒側も自分のレッスンの内容くらいは自分で把握している方が望ましいというわけです。もし、先生の認識とご自身の認識がずれてしまっても、その場ですり合わせができるので決定的に関係が悪くなってしまう可能性を下げられます。

レッスンノートを書くデメリット

・レッスン後、家に帰る時間が少し遅くなる。

事実上、デメリットはありません。家に帰る時間が少々遅くなるだけです。

では、具体的にレッスンノートはどのように記録していけば良いのでしょうか。説明していきます。

レッスンノートの書き方について

私の場合、下のような感じで日々の練習記録とレッスンノートを書いています。(実際はこんな綺麗な字で書いていないです…)

もちろん、人によって書き方はそれぞれですし、読みやすいと感じる書き方も異なりますので、参考例としてご覧いただければと思います。

レッスンノートを書くコツ

ここからはレッスンノートを書くにあたって心がけるべきことを書いていきます。

レッスンノートの必須事項

  • 年月日と曜日
  • 時間
  • レッスン/練習の別
  • 練習の時は基礎練習と曲の区別
  • 音階、練習曲、課題曲の区別
  • 指摘事項(理由も含めて記録)
  • OKが出て終わったものがあればその箇所
  • 宿題の内容

レッスンノートを書くときの注意点

  • フォーマットを決めておく
  • レッスン中はテキストや楽譜に鉛筆でメモを走り書きしておき、レッスンノートはレッスン直後にメモをヒントにして書く
  • 紙ベースで書く(記憶に残りやすくなる)
  • 修正できるようにフリクションペンか鉛筆で記入する
  • なるべく丁寧な文字で書く
  • レッスンの事項はレッスンでやる順番に書く
  • 音階、練習曲、課題曲は必ず別の段落にする
  • 見やすさ重視で!

なお、レッスンノートに書くには技術的なことを文字化していく作業も生じますが、文字化することができないものもありますので、全てのことがらを無理に文字化する必要はないと考えてます。絵心がある方はイラストも併用するといいと思います。

レッスンノートを活用するタイミング

レッスンノートはまず書くことに意義がありますが、随時参照することで効果がいっそう出てきます。

私の場合、週に少なくとも2回は参照します。多ければ週に4回ぐらい見ることもあります。では、どういうタイミングで参照しているのでしょうか。

  • 【必須】レッスン直前
  • 【必須】レッスンが終わった後に初めて練習する時
  • 【随時】練習中に楽譜を見ても思い出せない時

まず、レッスン直前にレッスンノートを見るという行為は、前回のレッスンを思い出すためです。副次的に何か忘れている宿題がないかの最終確認でもあります。また、前回のレッスンからどれくらいの時間を練習に費やしたかも確認できます。

余談ですが、まれに先生から練習時間を尋ねられることがありますのでそういう時に、あらかじめレッスンノートを見ておけば役立ちます。先生方はもちろんプロフェッショナルですから生徒の弾く様子を見れば大体どれくらい練習してきているかはわかるものですが、あえて聞かれる場合は正しくないフォームで練習して体を傷めていないかを心配しているケースがあります。

レッスンが終わった後の最初の練習は、例えレッスンの終わった当日であっても参照します。これをやらないと、宿題で出されていない練習や修正すべき事項を忘れている状態で練習してしまう可能性が高いためです。

最後に、練習中に楽譜を見ても思い出せない時にレッスンノートを見るのは説明不要ですよね。楽譜にはレッスン中に書き込んだ走り書きが散見されると思います。それを解読する際にレッスンノートが役立ちます。

レッスンノートに適したノートと筆記用具

ノートはご自身が書きやすいと思っているものや気に入ったデザインのものをお使いください。ただ、白色度が高すぎる紙のノートは可読性がやや下がりますので、白すぎない方が望ましいです。筆記用具に関しては2Bの鉛筆であれば楽譜に書き込む鉛筆と共用できます。また、フリクションペンを使えば修正する時に消しゴムかすが出ませんので便利です。

参考までに私が常用している製品をご紹介します。

ノートは「エトランジェディコスタリカ ノート A5」です。ごく普通のノートです。A5サイズですので、小さく軽いので持ち運びがストレスになりません。個人的には好みではありませんが、ロルバーンの方眼目のノートもおしゃれですよね。

ペンはパイロットのフリクションペン0.5mmです。フリクションペンなので、修正するときに鉛筆のように消しゴムかすが発生しない点が良いです。ただし、自分の所有物ではない楽譜に書き込みをする場合は使ってはいけません。そういう場合は紙に傷が入りにくい2Bより柔らかい鉛筆で書き込んでください。フリクションペンは紙に傷が入ります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。随分と文字数が多くなってしまいましたが、最後にレッスンノートを書きつづける秘訣をご紹介します。

「無理をしないこと」

この一言に尽きます。人間は負担に感じることは避けたくなるものです。無理をして完璧なレッスンノートを目指すとかなりストレスフルですし現実的ではありません。

レッスンノートの内容を出版する人は恐らく99.99%いらっしゃらないでしょうから、最初は気楽に取り組んでいただければ良いと思います。

レッスンノートを書き始めたきっかけ(余談)

余談ですが私がレッスンノートを書き始めた事情について少し話しておきましょう。

私はもともとグループでレッスンを受けていましたが、進度が自分以外の人の進度と合ったり合わなかったりして、結果としてなかなかレッスンの進度が進まないという状況に直面したことがありました。そこで、個人レッスンに切り替えました。

それまでは進度が遅く、宿題というものもほとんどなかったので、家での練習でもテキストや楽譜に書き込んだ情報だけで十分でした。しかし、個人レッスンになるとレッスンの進み方が一気に早くなり、それに伴って何らかの形で記録に残す必要に迫られました。そこでノートを買ってきて、レッスン直後にレッスンでやっている内容を書き留め始めたのです。

当初は書き方のフォーマットも現在のものほど決まっておらず、音階と練習曲は同じ段落に収まっていたりしました。また当時、1週間にどれくらいの練習をしているのかの統計を取りたいと思い始めていたので、ついでに練習した日付と時間も書き込んでいました。

その後、半年ほどで現在の形態に収斂していき、今は安定運用という状況です。

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日々のバイオリン練習メニューと練習時間の配分とレッスンの内容

日々のバイオリン練習

この何年かで徐々にバイオリンを練習する時の順番と時間配分が固まってきました。

練習時間は一回の練習で30分または1時間です。(これ以上やると集中力が持ちません…)

大きく分けて、基礎練習と曲の練習になりますが、私の場合基礎練習を50%、曲の練習を50%に分けています。やる順番は以下の通りです。

  1. 【基礎練習】音階
  2. 【基礎練習】練習曲(カイザー)

基礎練習

音階

音階は少し前まではレッスンでやっている曲の音階をやっていました。最近は小野アンナの音階教本をハ長調から順番にやっていくことになりました。

今のところ、1stポジションの2オクターブと分散和音をやっています。調性はハ長調とイ短調です。

なおこの音階はウォーミングアップも兼ねていることもあり、ゆっくりとしたテンポで練習しています。

練習曲(カイザー)

練習曲は、カイザーをおおむね順番にやっています。原本の方ではなくて、「やさしいカイザー」の方ですが。ちなみに原本の方もたまに参照するので持っています。

レッスンでやる曲は、私の場合基本的に自分のレベルを見繕って自分から持っていっています。

今やっているのはダンクラの「エア・ヴァリエ(ロッシーニの主題による)」です。

ちなみに去年はモーツァルトの「アダージョ」K.261をやっていました。

ただ、持っていく曲の調性が偏っていまして、イ長調やニ長調それにト長調といったシャープ系の長調ばかりで、去年からようやくホ長調が加わりました。

今後、フラット系の調性や短調もレパートリーに加えていきたいと思っているので、曲選定も少し考えないといけないなと思っています。

レッスンの内容

なお、この練習メニューはレッスンで見てもらう時と同じ流れです。

レッスンでは最初に音階、次にカイザー、最後に曲という順番です。

たぶん、この順番は定番なんだろうなと思います。

音階

音階はまず最初はゆっくりとしたテンポでスラーをかけずに一音一音丁寧に弾きます。これは音階練習が音程が合っているかということと、左手の構えと右手の運弓を確認してもらうためです。

スラーをかけずに弾けるようになったら、2つスラー、4つスラー、8つスラーのようにスラーの数を徐々に増やしてレッスンで見てもらいます。

練習曲(カイザー)

私が今やっている練習曲はカイザーです。カイザーはカイザーでも「やさしいカイザー」の方ですが。

カイザーはまず、楽譜通り弾いて見てもらい、それでOKが出たら、教本に書いてあるさまざまなスラー・スタッカートなどのパターンを1つずつクリアしていき、最後にもう一度楽譜通り弾いてOKが出れば次の曲に進むという具合です。

曲に関しては、まずその曲の通奏を目指します。レッスンに持っていくときは通奏できる状態で持っていくというのが理想ですが、練習時間が取れないのでそれはちょっと物理的に無理です。

具体的には、先生から「曲のリハーサルマークのどこそこまでやってきてね」というように指示があるのでそこをやりつつ、その先も予習しながら進めていきます。

その曲がピアノ伴奏の曲であれば、最終通奏できるようになったら、先生がピアノで伴奏してくださるのでそれに合わせられるようになれば一旦終了です。

発表会で弾く曲であればそのまま完成度を高めていくレッスンに移行します。

その他

レッスン1回30分の月3回なので、雑談はほとんどありません。冒頭にバイオリンのチューニングの確認をしながら先生と話す程度ですね。

チューニングはレッスンの前に待合室で合わせてからレッスンルームに入るので、本当に確認程度です。

待合室で弓を使って爆音で合わせるわけにはいかないので、そこでのチューニングはピッチカートです。あんまりピッチカートでのチューニングはおすすめではありませんが。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

練習メニューは人それぞれ違うかなと思いますが、時間がなくても基礎練習でウォーミングアップを兼ねて今やっている曲のスケールはやっておくと曲を弾くときにいいかなと思います。

練習曲に関しては、練習曲はそもそも技術的な何かをクリアするために書いてあるので、やっていくと上達はするかなと思います。

曲は人によって先生から与えられる場合と自分から持っていく場合に分かれます。発表会で弾く曲はある程度完成度を上げる必要がありますが、そうでない場合は、先生のOKが出たら次の曲に進むのがいいと思います。

最近私が読んだバイオリンの本では「まず基礎練習、次に基礎練習、何よりも基礎練習」との旨が書いてありましたので、今後は基礎練習の比率を上げていこうと思っています。

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ダンクラ「エア・ヴァリエOp89-2(ロッシーニの主題による)」練習記01

2021年の中盤までモーツァルトのアダージョK.261を練習していましたが、2021年11月からシャルル・ダンクラの「エア・ヴァリエ(ロッシーニの主題による)」Op.89 No.2の練習を開始していました。

いつもなら、完成度は度外視して、練習記録のついでにブログでも進捗を残してきました。今回もそうしようかなと思っていたのですが、(※ここから言い訳ですので読み飛ばしてください。)譜読みが想像以上に進まず、あまりにも演奏が酷かったため全く記事にできずでした。

しかし、すでに11月、12月、そして1月と日数がどんどん消費されていく状態で記事化するタイミングを失ってしまったので、通奏できるようになった今のタイミングで記事化しておきます。

エア・ヴァリエ(ロッシーニの主題による)について

さて、まずこの「エア・ヴァリエ(ロッシーニの主題による)」という曲について簡単に説明を。

この曲はフランスの作曲家でバイオリニストのシャルル・ダンクラという人物が作った曲です。ダンクラの「エア・ヴァリエ」はOp.89とOp.118の2つの曲集があり、それぞれ6曲構成で全部で12曲あります。

今回練習している「ロッシーニの主題による」はOp.89の2曲目です。Op.89の各曲はそれぞれ6人の作曲家の作った曲の主題をもとに変奏曲に仕立てたものです。Op.118の方はベッリーニの主題を元にしています。

それで、「ロッシーニの主題による」の前奏はロッシーニのオペラ「セビリアの理髪師」の序曲の冒頭からしばらく過ぎた、埋め込んでいるYouTubeの秒数で0:58あたりから流れてくる旋律が元で、テーマは「セビリアの理髪師」の第一幕第一場の2曲目のカヴァティーナ「ごらん、空がしらみ」(Ecco, ridente in cielo)が旋律が元です。

なお、ダンクラはフランスの人なので「エア・ヴァリエ」という曲名はフランス語風に発音すると「エール・ヴァリエ」となります。

実際に譜読みを開始して詰まったところ

前奏AndanteとテーマPiù lento

前奏のAndanteはあまり問題なくクリアできましたが、テーマのPiu lentoはかなり手こずりました。前半は難なく行けましたが、後半に入って3連符と6連符の乱れ打ちには閉口しています。いまだに拍が取れません。

当然メトロノームを付けて練習するんですが、旋律の骨格となる音は出せても途中の経過音(楽典的には違うかも)を入れると絶対にメトロノームに合わないです。とりあえずひたすら骨格をきっちり練習しないとダメですね。

第一変奏と第二変奏

次に第一変奏のCantabileについては多少問題はあったものの、そこまで破滅的な状態ではありませんでした。最後の方の第二変奏に向かって盛り上がっていくところがまだ難ありです。テンポを落とせば弾けるのですが。

第二変奏Brillanteに関しては3連符の取り扱いにかなり時間を取られました。で、それをクリアしたと思ったら今度は3重音が立ちはだかりました。EAD線を使った3重音なのですが、E線の音が出ません。

左手はE線に干渉していないことはわかっていて、原因としてはどう考えても右手の弓捌きがダメという結論です。

AD線を鳴らして間髪をおかずE線も鳴らすのですが、弓の軌道が楽器に対して斜めになる癖がついており、音が裏返っています。対処としては左手を押さえずに右手だけで3重音を繰り返し鳴らすという練習をしています。さて、効果は出るでしょうか…。

コーダ

最後のCodaはテンポが速いだけで技術的に難易度は低い…はずなのですが、アクセントを入れながらスラーを混ぜ込む必要がある小節がありまして、アクセントを入れるとそこの音が伸びてしまい、弓を切り返してスラーを入れるときに旋律が跳ねます。

ジャズじゃないんだし跳ねるというのはかなり問題ですね。

今後の取り組み

とりあえず、綻びは大量に残っていますが、通奏できるようになったので、綻んでいる箇所を順番に潰すのみ。書くのは簡単だけど、実際にやるのはかなりしんどいですね。心が折れそう(笑)。

レッスンで先生は、「ひと月ぐらい寝かすのもありかもしれない」的なことをおっしゃっていますし、今回は発表会目がけて完成度を上げていくという目標があるわけでもないので、寝かすかもしれません。

ただ、次にやる曲もやっぱりダンクラのエア・ヴァリエの中から選ぼうかなと思っています。「パチーニの主題による」をやりたいなと。楽譜は入手してありますし、難易度とか「ロッシーニの主題による」と大きくは違わないかなと期待しています。

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モーツァルト アダージョK.261練習記(18) 本番終了。

今日は本番でした。本番は練習の時の80%くらいの出来にしかならないとよく言われていますが、まさにその通りでございました。本番で緊張するとは全く思いませんでした。

とりあえず動画を撮っておいたので置いておきます。

録画を見ると思っていたよりはマシでしたが、まあ、ダメですね。弓がね、安定していないし、弾いている最中に指板を全然見られませんでした。

ということで、明日にでも録音し直そうかなと思っています。

また、次の曲を考えないといけません。候補はダンクラの「ロッシーニの主題によるエア・ヴァリエ」かルクレールの「ヴァイオリンソナタ Op9-3」のどちらかにしようかなと思っています。どっちみち今日明日中に決めないと次のレッスンに間に合いません。しかもその前に来週はアンサンブルも控えているので、そっちの譜読みをしないといけません。忙しいですね。

今回の更新でこの「モーツァルト アダージョK.261練習記」シリーズは終了です。皆様お付き合いありがとうございました。

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モーツァルト アダージョK.261練習記(17) タイムリミットまであと8日

前回の更新の時に、音程がかなりまずいと書きました。その後、色々反省して、音程に注意しながら練習を進めていきました。その結果がこちらです。どーん!

自分としてはかなりマシになったと思っているんですが…。ただ、これでベストテイクなんですよね。散々2時間もリテイクを繰り返して。音が裏返っていたり、そもそも外していたりと、散々です。

しかし、タイムリミットも迫ってきていて、本番まであと8日しかありません。しかも、追加でパッヘルベルのカノンも付いてきました。それは想定外でした。パッヘルベルのカノンはそれほど難しい曲ではありませんが、かと言って初見で弾けるかと言われれば明らかにノーです。16分音符のところがちょっと得意ではありませんね。

ということで、今週末は練習するしかありません。頑張ります…。

さて、個人的にやっている曲はまだいいんですが、今月末にアンサンブルがあって、新曲をやります。それの譜読みをそろそろ始めておかないと、弾けないぞ。どうする?

ということで、多分次回の更新でこのモーツァルトのアダージョの練習シリーズは終わると思います。最後がどうなったのか、またのご訪問をお待ちしております。

あと、ヴァイオリンの基礎的な情報を集めながら作成しているウェブサイト「Tullaye」を運用しています。もしよろしければご訪問をお待ちしております。アクセスがあると泣いて喜びますので、何卒。

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