Last updated on 2021年5月26日
とりあえず、機材が揃ったので、自分のバイオリンの音を確かめるべく、セッティングを行いました。もともと趣味として、カメラをやっているので、家に使わなくなった、重たいVelbonの三脚がありました。その1/4インチ規格のネジを3/8インチ規格に変換するアダプタを使い、また、マイククリップ側もマイクに付属していた5/8インチ規格のネジ穴を3/8インチ規格に変換するアダプタを噛ませて3/8インチ規格にそろえた状態で組み上げると下のような感じになりました。

カメラ用の三脚だけあって、その辺のマイクスタンドとは比べ物にならないほどの安定感です。
で、SHUREのコンデンサーマイクPGA181を設置します。

これにファントム電源の供給と録音を担当するTASCAMのDR-40を接続して、さっそく録音してみました。それが次の動画です。
自分の音を聴いてみて、正直なところ、そこまで悪い音質ではないのかな…と思ってしまいました。今まで使っていたiPhone SEやTASCAM DR-07 Mk2と比べるとノイジーな音の成分が少ない気がします。録音機器が悪かったということなんでしょうか…。よくわかりません。
ただ、自分の音について、高音域に関してはもっと改善の余地がありそうです。アルチュール・グリュミオーのような滑らかでシルキーな音を目指したいので、弓遣いについて、引き続き研究していきたいと思います。
話の続きの前に、Amazonへのリンクを貼っておきます。
さて、さっき書いたようにアルチュール・グリュミオー的な音が欲しいんですよね。高音域、特にE線は金属弦なので、どうしてもキンキンした音になりがちです。この特性をどう処理するかで出音が変わってきそうな気がします。
処理の方法は弓の角度なのか、弓への腕の重みの伝え方なのか、力の抜き具合・入れ具合なのか、そのすべてなのか、もうしばらく探求してみることにします。
と、その前に、ずっと前に買っていたこの本を読んでみることにします。
何か新しい発見があるといいのですが。
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