Last updated on 2021年5月26日

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長年、E線専門メーカーとしてゴールドブロカットを作ってきたレンツナー社からマンドリン弦をはじめとする様々な弦を製造するオプティマ社にゴールドブロカットの製造が移管されてから、開発されたのがゴールドブロカットの上位モデルともいえる『プレミアム』シリーズ。今回はその中からブラススチールを試してみましたのでレビューしておきます。
ちなみに、ゴールドブロカット・プレミアムシリーズは全部で3銘柄です。
- 1051 Steel 高品質なスチール弦
- 1071 Brassed Steel スズメッキの弦
- 1061 24K Gold 金メッキの弦
今回試したのは1071 Brassed Steel ブラススチールです。
弦が柔らかい
バイオリンのE線と言えば柔軟性があまりなく、固い音がするものですが、ブラス・スチールはそれとは少し異なる印象です。よくバイオリンの弦はE線だけが異質な音がすると言われますが、このブラススチールは比較的柔軟性のある音で、テンションも恐らく低めだと思われます。
価格面でも優位
さて、音質的に問題はなくても気になるのはお値段です。メインどこのE線のお値段の最安値と思われる金額をまとめてみました。
- Goldbrokat ゴールドブロカット 220円
- Goldbrokat Premium Steel ゴールドブロカット プレミアム スチール 330円
- Goldbrokat Premium Brassed Steel ゴールドブロカット プレミアム ブラス スチール 330円
- Gold ゴールド 550円
- Westminster ウェストミンスター 560円
- Goldbrokat Premium 24 Carat Gold ゴールドブロカット プレミアム 24カラット ゴールド 660円
- Hill ヒル 930円
『プレミアム』と名前がついているにもかかわらず、従来のゴールドブロカットと同じく、低価格帯に挑戦していますね。これはかなりお買い得ではないでしょうか。
難点
難点は、爆音ではないことです。ADG線に音量が出るタイプの弦を張っていると音負けする可能性があります。
ですが、逆に言えば普通の弦を使っている限りは特に問題にはならないのかなと思いますが。
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