Last updated on 2021年5月26日
前回の更新から早くも2週間以上が経過しました。さぞかし譜読みは進んで、とっくに終わっていてもいいものですが…まだ終わっておりません。
ポジション的にはサードポジションまでしか出てこないので、楽勝と思っていたのですが、どうやらそうでもなさそうです。
なかなか譜読みが進まない原因としては、そもそも、この曲がバロック時代の曲だからという可能性があります。バロック時代の曲は近代以降のハ長調とイ短調による調性が確立した時期で、スケールが難しいわけではないのですが、古典派以降の音楽とは明らかに隔たりがあります。
何が違うかというと、古典派以降はメロディラインが非常にわかりやすいモノフォニー的な音楽が基本になり、要するに、歌いやすいので覚えやすいし、弾きやすいのですが、バロック時代は中世の多声の音楽を引きずっていて、ポリフォニー的な感じになる場合があります。
調和の霊感第3番に関して言うと、1楽章は比較的モノフォニー的で、キャッチーなフレーズが多いので弾きやすいのですが、3楽章はポリフォニー的で、何を弾いているのかがわからない感じになってしまいます。
まぁ、つべこべ理屈をつけていないで、音源を聴きまくって頭に叩き込んだうえで練習します。
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