※ 毎月の米国株の運用状況の報告について、表題と構成を変更いたします。
市場概況
2022年3月は、全月24日のロシアによるウクライナ侵攻を受けて非常にボラティリティが激しいものとなりました。しかしながら市場の方向性としては、3月9日あたりを境に株価の急落は落ち着き、逆に株価が回復傾向になりました。
ロシアによるウクライナ侵攻は、ロシアが迅速にキエフを陥落させることができず戦線が膠着してしまい、長期化が予想され、またロシアが軍を削減するという情報も流れていますが、油断させておいて一気にひっくり返すのはロシアの得意技なので、警戒が必要だと思います。
これらの戦乱を受け、原油価格が高騰した上、円安もかなり進みました。我々米国株に投資している者にとって円安は悪いことではないのですが、ここまで急速に円安が進むことは望ましくはありません。
ポートフォリオの状況
では、2022年3月末の資産状況です。

ご覧の9銘柄で構成されています。保有割合は以下の通りです。

前月末の株式評価額は合計で68,358.81ドルでしたが、今月はその水準から1,000ドル近く下落し67,422ドルとなりました。評価額減少の要因としては、ロシアによるウクライナ侵攻を受けた株価の急落の影響を大きく受けたためです。
なお円建てでは円安がかなり進行したため、評価額は8,245,710円となり、前月より367,726円の増加となっています。投資元本は5,000,000円ですので、利益率は64.91%にもなりました。
取引状況
2022年3月はエクソンモービルが高値水準になり、含み益が60%を超えたため、何回かに分けて売却を進めるなどした結果、111株から93株に減少しました。
一方でユニリーバは株価が暴落したため、株価が下がるたびに機械的に追加購入していった結果、158株から173株に増加しました。
また現在買い進めているペプシコの株数も5株増加し11株から16株になりました。
受け取り配当の状況
2022年3月はエクソンモービルから70.07ドル、ユニリーバから61.37ドルの合計130.65ドルの手取りとなりました。ユニリーバは英国籍企業でニューヨーク市場にはADRとして上場しているため、配当にかかる税率はアメリカではなくイギリスのものが適用されるため、実質的に日本株と同じ20.315%の税率です。
受け取り配当はペプシコの購入や評価額の低い銘柄の買い付けに回します。
2022年4月の方針
まず相場の予想は非常に困難です。しかも今回はウクライナにおける戦役が進行している以上、予想は不可能です。
ですので、実行する方針はただ一つです。基本的に何もしないことです。ただし2022年3月のように特定の銘柄が極端に高騰した場合は利益を確定し、評価額が低い銘柄の追加購入を行います。
にほんブログ村
Published by