Last updated on 2021年5月26日
12月1日にSoundcraft社のオーディオミキサーNotepad-8FXを導入してから1週間が経ちました。この間、いろいろと実験をしてみた結果、当初は気づかなかった長所や短所がわかってきたので記事にしておきます。
また、過去記事もよければご覧ください↓
長所
この製品はコスパに非常に優れています。ヤマハの配信向けオーディオミキサーAG03よりも安い価格設定ですが、マイク回線が2回線、それも両方ともファンタム電源付きです。そのうえ、ディレイ、エコー、リバーブの3種類のエフェクターを搭載しており、なおかつチャンネルごとにエフェクトのかかり方を調整できます。また、パソコンのアプリで入出力情報を設定する必要があるもののループバック機能も使うことができて、非常に高パフォーマンスです。
そして、ナレーション中にBGMの音量を自動的に下げて、ナレーション終了後に音量を戻す、ダッキング機能も、専用アプリを使用すれば、使うことができます。これが結構便利です。
短所
最大の短所は、ファンタム電源のオンオフができないことです。電源を入れると常にファンタム電源がオンになりっぱなしになるので、接続する機器を選びます。ダイナミックマイクを使うときはフォーン端子で使えるものか、バランスタイプのものを使う必要があります。また、マイクとNotepad-8FXの間にマイクプリアンプを挟む場合も注意が必要です。
次に長所で挙げたダッキング機能ですが、この機能を使っている最中はNotepad-8FX側のLevel調整が効かない時がある点も注意が必要です。なので、この場合は音量調整はPCのデスクトップで流しているオーディオプレーヤーの側で行う必要があって面倒です。PCを再起動したら直ることもあるようです。
まとめ
ということで長所と短所をまとめましたが、お値段(1.4万円)を考えると非常に安く高性能な機材を手にすることができるという点で、このNotepad-8FXは非常に優れた製品だと思います。特に、ダッキング機能は私にとってライブ配信に欠かすことのできない機能になりました。
いかがでしたでしょうか。皆様の機材選びの参考になれば幸いです。
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